いつもおやじ(一人称=俺)のブログを見てくれてありがとう。
初めての方はようこそだ。
今回の記事ではうつ病の症状の特徴でもある「何もしたくない」「やる気が出ない」「何も出来なくなる」といった症状について書いていきたいと思う。
この症状が一時的なものではなく2週間以上継続する場合はうつ病の症状が疑われるので、一度医師の診断を受けるか、セルフチェックを受けることをオススメする。
ところでこの症状、おやじは正直とてもやっかいだと感じている。
風邪のように薬を飲めば症状がすぐに治るというものではない上に、自分や周囲から見ていても「ただやる気がないだけ」「調子が悪いだけ」に見えがちだからだ。
そうしたことから症状が出始めた初期や経験が少ない時期はうつ病という認識もなく、周囲から変な目で見られたり、ただ我慢したりして症状を悪化させてしまいがちになる。
そういった症状なので、本来であれば即効性のある対処法や具体策について紹介できればいいのだが、正直なところ「こうしたらすぐに良くなるよ」といった内容は記載出来ていないのが実情だ。
その点了承した上で読んで頂けるとありがたい。
それではそういった症状についておやじの経験も交えて紹介していこう。
何で何もやる気がでないのだろうか?
そもそも何故やる気がでないのだろうか?
それは心にストレスが長期間にわたってかかったりして、心が疲れてしまっている為だったりする。
医療的な言い方をするとそういったストレスによって脳の神経伝達物質が正常に分泌されなくなってしまって、正常な感情や意欲が損なわれている状態なのだ。
おやじは15年ほどうつ病とつきあってきているが、そういった症状に対して即効性のある薬や対処法については聞いたことがない。
症状について精神科や診療内科の主治医に相談したが「こうしたら落ち着きますよ」「これを飲めばすぐに良くなります」みたいな事を言われたことはないのが現実だ。
「何もしたくない」「何もやる気が出ない」「何も出来ない」という状態については、うつの症状を少しずつ改善して、それらの症状も少しずつ改善していくしかないのだ。
やる気がでない時のおやじの症状
「対処法なんてないよ」だけではこのブログの存在価値はない。
対処法はわからないけども、おやじが言えることはいつも同じことだが「その苦しみはあなただけではないよ」ということだ。
「何もしたくない」「何もやる気が出ない」「何も出来ない」これらの言葉の前には「本当はやりたいのに」「本当はやれるように戻りたいのに」という言葉がつく。
だからこそ、何も出来ない、動けない現状に苛立ちを感じてしまうのだ。
しかしそんな人も焦らないで欲しい。
と言っても慣れない初期症状のうちは元気に動けていた時の自分のイメージが強く残っていて、動ける状態に戻りたいという気持ちも強く「焦らないでゆっくり」という言葉も受け取り難いだろう。
それでも焦らないで欲しいのだ。
このうつ病という病気については特効薬がないので、少しずつ症状を改善していくしかない。
焦れば焦ってしまうだけ、ストレスを感じたり再発させてしまったりと、治療に時間を要してしまう。
「何もしたくない」「やる気が出ない」「何も出来ない」ということに不安やストレスを感じてしまうかもしれないが、それはあなただけが一人苦しんでいることではない。
おやじも症状が重い時は本当に何も出来なかった。
食事や睡眠といった生きる基礎的なことすら安定的に出来ないのだ。
風呂や歯磨き、服装といった衛生観念まで気が回る余裕は一切なかった。
もしこの記事を見ているあなたがそういう状況だったとしても、治療を続ければ症状は少しずつ良くなっていく。
焦らずに治療を継続していこう。
まとめ
今回の記事では「何もしたくない」「やる気がでない」「何も出来ない」といったうつ病特有の症状や心理状態に関して書いてきたわけだがいかがだっただろうか?
正直こういったブログを書いているおやじとしては、この記事を読んでくれている方に「こうしたらいいよ」といった具体的な解決案を提示したいところなのだが、それが出来ずにはがゆい思いだ。
もし対処法を求めて最後まで読んでくれた方がいたら本当に申し訳ない。
こうした「何もしたくない」「やる気がでない」「何も出来ない」といった症状はうつ病の比較的初期の症状から回復段階にあたる中期に出やすいと感じる。
なのでまずは治療の段階としてはしっかり心身を休ませる段階だ。
症状や状況について精神科や診療内科の主治医にカウンセリング時にしっかり伝えて、焦らず少しずつ症状を改善していってほしい。
この記事をご覧の方で「こうしたら楽になったよ」といった具体的な対応案をご存知の方がいたら是非コメントなどで教えてほしい。
きっとこれらの症状で悩んでいる人の役にたつだろう。
それではまた次回の記事で。
コメント