うつ病の時の薬の効果と副作用、継続のすすめなんかのお話

病院

おやじ(一人称=俺)のブログをいつも読んでくれてありがとう。

また、初めてという方もようこそだ。

今回の記事ではおやじがこれまで15年以上うつ病と付き合ってきて体験した薬についてのお話をしようと思う。

ちなみにこの記事では各薬の主要な効果などを説明するものではないのであしからず。

それは医療の範疇のことで、専門的知識のある医師などが行うべきことであって、素人のおやじが生半可な知識で手を出して良い範囲ではないと考えるからだ。

あくまでここで書くのはその薬を飲んでみて体験したこと、感じたこと、思ったことになる。

そのあたり了承の上で読んでくれるとありがたい。

それではいってみよう。

うつ病の薬は副作用はあるのに効果はない?

おやじが初めてうつ病の薬を飲み始めたのはもう10数年前のことで、うつ病のことで初めて病院にいってうつ病である診断を受けてすぐのことだった。

抗うつ薬(うつ病の薬)を飲み始めた当初は、さしたる効果を実感することもないまま、しかし副作用である吐き気や胸やけのようなものだけはっきりと実感して、正直あまり飲みたくないと感じていたのを覚えている。

経験や知識がまだあまりない方の為に少し説明しておくと、抗うつ薬というのは風邪薬のようにすぐに効果が出るものではない。

そして本来の効果を出す為の適量を飲む前に、まず体に薬を慣らしていく期間などがとられ、この期間は投薬量を少なく調整したりする。

つまりある程度飲み続けてから本来の適量を飲んで、その薬が体や病状にあっているか初めて効果の検証に入るというわけだ。

当時のおやじは主治医の先生からそういった説明がありはしたものの、そういった予備知識や経験もなかった為、「気持ち悪いだけで効果なんてないじゃん…」と半ば嫌気がさしながら飲んでいたものである。

しかし先に書いたとおり、抗うつ薬は本来の適量を飲み始めて、それを継続しその効果をカウンセリングなどで確認して初めて体や病状と合っているか検証を行うものである。

「気持ちが悪い」「効果がすぐ出ない」といった理由で勝手にやめてしまっては、それこそ意味がないし投薬治療を投げ出してしまうことになってしまう。

なのでおやじの体験としては「気持ちが悪い」「効果が見られない」といった副作用や不満などがあったとしても、飲むのを投げ出さないことが重要だと思う。

そういった不満や体の不調に関しては主治医とのカウンセリング時に報告して、より体に合った薬や日常に支障のない薬などに調整してもらうことも可能なはずなのでぜひ一度相談してみて欲しい。

薬の効果を信じることも大事?

「薬の効果を信じることも大事」とタイトルで書いたはいいが、長い時間をかけて投薬治療をするうつ病にあってはこれが結構難しいのである。

先に書いたとおり期待している主効果はなかなか実感できないのに、余計な副作用だけはばっちり出てしまう。

これではなかなか薬の効果に期待し続けて、信じるのは難しいだろう。

実際おやじもそれに不満やストレスを感じて投薬治療を一時諦めたりしたことがある。

(比較的病状が安定してきている今では後悔しているのだが…)

そのあたりの話が気になる方は以前の記事↓で詳しく書いているので読んでみてほしい。

そんな薬の効果を信じる為に重要だと思うのが以下の2点だ。

  1. 主治医の先生と信頼関係を築けているか?
  2. 環境調整や生活リズムなど、症状改善において投薬治療以外に問題がないか?

1.については以前の記事「うつ病の治療にあたっての主治医との相性について」でも記載したとおりだ。

出された抗うつ薬の効果がすぐに表れなかったとしても「あの主治医の先生が出してくれた薬なのであれば…」と信じて飲み続けることに繋がるからだ。

2.についてはこれまでの色んな記事で書いてきたとおり、うつ病を治す為には投薬治療以外にも生活リズムなどを整え維持することが重要だ。

しかしそういった投薬治療以外の環境や生活リズムといったものに問題がまだ残っている状態だと、いくら投薬治療を行ってもその効果は病状の回復としてはなおさら出にくいものになってしまう。

そうなると薬の効果を実感出来ずにストレスを感じて、投薬治療を断念してしまうといったことになりかねないのだ。

ことわざの中に「病気は気から」という言葉があるが、病気になるのに気持ちの持ちようが大切であるのと同時に、病気を治すのにもまた気持ちが大切だと感じる。

「期待を持ち信じて薬を飲む」のか「期待もなく信じていない薬」を飲むのかでは自ずと効果も違ってくるだろう。

なので投薬治療を行うにあたっては、薬の効果を信じて継続的に飲み続けられるように環境維持、信頼関係構築することも大切だと感じる。

まとめ

いかがだっただろうか?

今回の記事の内容はほぼおやじの実体験からの話ばかりだ。

うつ病の投薬治療の効果というのは本当になかなか体感しづらいものだろう。

それでも継続的に信じて飲み続ければ一定の効果が出ることは科学的に立証済みだし、薬に期待を持てていれば飲んでいること自体で気持ちを楽にすることが出来る。

投薬治療でなかなか効果が出ずにイライラしてしまうこともあるかもしれないが、おやじと同じ後悔をすることがないように、ぜひ飲み続けていくことをオススメする。

もし不満や日常に支障のあるような副作用があるようであれば、主治医とのカウンセリング時に遠慮なく伝えてみてほしい。

今回の記事も最後まで読んてくれてありがとう。

記事に中に参考になるものはあっただろうか?

もし今投薬治療を頑張っている人などで意見がある場合は気軽にコメント欄に書き込んでほしい。

「飲み続けるのがしんどい」「期待した効果が出ない」といった不満でもOKだ。

その不満のコメントを見た人の中には「こういった不満やストレスを感じているのは自分だけではないんだ!」と励まされる人もいるだろう。

なので気軽のおやじのブログにコメントを寄せてもらえたらと思う。

それではまた次回の記事で。

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