読みやすかったと感じるうつ病のオススメ漫画を紹介

レビュー

いつもおやじ(一人称=俺)のブログを読んでくれてありがとう。

初めての方はようこそだ。

おやじは15年程うつ病とつきあってきている訳だが、その中で多少本や漫画などのうつ病の書籍を読んだりしてきた。

読んだ当時はうつ病の症状が重かったりしたのもあって、小説のような文字の多いものよりも漫画のような絵と文字で見るタイプの本が読みやすく感じていたのを覚えている。

ということで今回の記事ではそんな読みやすかったと感じたうつ病に関するオススメ漫画に関して紹介したいと思う。

それではいってみよう。

おやじのオススメうつ病関連漫画

・ツレがうつになりまして。

まずはこちら。

映画化もされたりしているので、わりと有名なので知っているという方も多いかもしれない。

おやじは全く知らない状態で、精神科の病院の本棚に置いてあったのを見て一気に読んでしまったのを覚えている。

主人公のハルさん(表紙のお団子頭の女性)と配偶者のツレさんが主な登場人物で、生真面目なツレさんがある日うつ病の症状に襲われることになる。

そんなツレさんを支える形でハルさんという形で、2人の日常生活が物語として描かれている。

ツレさんはうつ病の症状を経験したことがある人なら誰しも知っているような症状に苦しんだり悩んだりして、深い共感を感じる人も多いのではないかと思う。

またハルさんの姿勢は必死に献身的で一緒に悩んだりといったものではなく、あくまで自然体といった感じだ。

しかしそのうつ病の配偶者を支える状況の中でも、あくまで自然体で接するその姿勢に、見守り支えていく人にとっての参考になる情報があるようにもおやじは感じるのだ。

漫画のタッチが表紙とおなじ雰囲気なのもあって、重いテーマであるはずなのにそれを感じさせずに、サラリと読むことが出来る。

うつ病に悩む本人だけでなく、それを支え見守っている人にも参考になる漫画だと思う。

ちなみにこちらがその続編。

こちらは映画化されたものだ。

・今のわたしになるまで

2つ目の作品がこちらだ。

こちらの漫画は先に紹介した「ツレがうつになりまして」とは対照的に、主人公のusaoさん(表紙の女性)がうつ病にかかり、それによって起こる症状や生活の変化などをリアルに書いた漫画となっている。

なので現在うつ病と向き合っている方などには、先に紹介した漫画以上に共感しやすい内容となっているかもしれない。

概要を記載すると、usaoさんは学校の先生をしているがうつ病の症状により一時休職するも生真面目な性格もあってなかなか休めずにいる。

そんなusaoさんに「どうしたら休める?何が邪魔なの?」と旦那のK氏が言葉をかけることでusaoさんは退職を決断しうつ病の治療と本格的に向き合っていくことになる。

漫画のタッチは悪く言えば素人っぽいかもしれないが、逆にそれが読みやすさを感じさせたり、漫画家がうつ病をテーマに書いた作品ではなく、うつ病の当事者が書いたものであることを感じさせてくれる。

本の内容としては心療内科医の解説なども添えられていて、内容的にも専門医から見て間違いのない信頼できる内容となっている。

巻末には「旦那にいろいろ聞いてみたよコーナー」というものがあり、「ツレがうつになりまして」の主人公のハルさん同様に、あくまで自然体で主人公usaoさんに寄り添い続ける旦那のK氏のインタビュー記事が載せられている。

こちらもうつ病の人を近くで支え見守っている人にとってはとても参考になる内容になっているように感じる。

まとめ

今回の記事では「読みやすかったと感じるうつ病のオススメ漫画を紹介」というタイトルで、これまでおやじが実際に読んでみて、分かりやすく共感でき読みやすかった作品2つを紹介してみた訳だが、いかがだっただろうか?

うつ病というのはその症状は特性から、他人に相談出来ずに孤独に悩んだりするといったケースが多い。

それはうつ病に悩む本人だけでなく、支え見守っている人も同じだろう。

そういった方に対してこういった作品は、読むことで「自分一人が悩んでいるわけではない」といった孤独感を和らげてくれたり、同じような症状に共感を感じたりと勇気を与えてくれたりするのだ。

また他の方がとった対処や良かった方法、当事者にとって嬉しかった対応なども知ることが出来て参考になる情報も多い。

もし一人孤独にうつ病と向き合っている人だったり、支え見守ることに一人疲れてしまっている人がいたら、そんな方に一度読んでほしい作品だと感じる。

うつ病に対してこういう風に向き合っている人もいる、ということを感じて自分の状況の励みや参考にしてもらえたらと思う。

それではまた次回の記事で。

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